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2013-02-04 (Mon)
本当のアタシはピカピカしています。ツヤツヤもしているかもしれません。

もし、雲っていたり、ツヤツヤしていないバーイは原因は他にあります。

だってアタシは自浄作用を持たないからなんですね。

ですから、時によっては周りの影響で、ごつごつの溶岩のように見えるかもしれません。

けれども、その中心にはピカピカの本体を持っているというわけなのです。

いつもまわりにくっついて、干からびていたり、輝きをじゃまするものは。

案外、普通の常識だったり良識だったりすることもあるわけです。

なもんですから、アタシはそれらを強制的には排除しようとすることもなく。

ただ、ただ、何もなくなるのを待つわけですね。

そういった自分的に純粋な期間とは短いものでありまして。

アタシが記事をこうして書いている瞬間が、どの時点であるかは自分ではわからないということもあるのです。

できれば、テレビや報道に怒ることもなく、冷静にあるばままの考えを書きたいとは思っているのですが。

なかなかそうはいかないことばかりが起きますね。

それが、どんな場面であっても。

アタシには一切役立つことができないのですけれど。

亡くなった方がいたような場合には。損得抜きで。

彼らが生きてきた意義の様なものを考えてみたいと。

ソフトモヒカンにできる長さになりまたす。

でも。かつらはつけず。整形はせず。髪を染めず。

己のすべてを露出して生きろ!という言葉があったので。

猥褻関係以外は、そのままを露出するの。

だから坊主!五厘!あ、五分でしたかな。

くんくん。
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2012-11-12 (Mon)


犬ちゃんは。本名は知らないのだけれど。

多くは「いぬ」と呼ばれていた。

意味はわからない。

でも、ぼくも、あちこちで聞いていたので。

彼が、地方のこの地で。いろいろな取材や編集に顔を出して。

便利やのように食っているのだ、ということは知っていた。

犬ちゃんは、いつだって。誰からも頼まれないのに。

スポーツ競技の取材現場に来て。写真を撮って。

やけに挑発的なインタビューなどをしていたのだった。

ぼくは。白髪まじりの長髪の男とは。かかわりたくはなかったのだけれど。

ぼんやりしていて、インタビューに参加できなかったとき。

「こんな感じだったよ」

紙片に走り書きした選手のコメント。

「お互いさまってこともあるだろう?」

ぼくは。会社の人から無視しろと言われていたので。無視したけれど。
その日の記事は、それを元に書いた。


取材とか、記事を書いたりとか。経験を積めばフリーになれると思っていたのだけれど。

どれだけの経験が必要かは誰も教えることはできなかった。

だけども。犬ちゃんは。確かに誰にだって認められていた。

いやしい取材をするといわれてもいたけれど。

少なくとも、業界にデビューした、ぼくよりは圧倒的に知名度があった。

ぼくは。ただ。自分が書いたものが活字になって収入が得られればいいな。と。

それだけで職を得たけれども。

最初から、多少経験を積んで、他にいくことを思っていたし。

可能だとも思っていた。

だから、半年過ぎで解雇されたときは。なんでかと思ったけど。

当時の会社の人とは営業や編集とも仲がよかった。

「んじゃ、フリーで仕事してみない?」と言われて。

ま、発注先は下の会社。でも、それが廻って。

「かんたんな取材だし、リゾート気分だから」

田沢湖の近辺の。ホテルとかペンションの広告をいただいて、機関紙や地元冊子に提供する。


車は貸してくれて。助手もいるって。

首になって金のなかったぼくには断る理由がなかったけれど。

ホンダのオートマの助手席には。犬ちゃんがすわっていた。

「や!いろいろ、めぐり合わせだな」

安っぽい紺色のジャケットの肩には。白くふけが積もっており。

「こういう商売は私服でいんだけどさあ、君はなんか、その囚人服とかさあ、アンダーグラウンドで服の基準であるんだよねえ」

と、犬ちゃんはマイルドセブンをくわえてゆうのです。

これはMBL.マリンボーダーラインだしい。ピカソが来ていたっていわれてる。セントジェームスなんだけど!とは言えずに黙っていたのです。

「あのう、そろそろ運転革ってくれませんか?」

だって、もう秋田なんだもの。

「え?ぼかあ、免許なんか持ってませんよ?」

「は?じゃあ、なんのために一緒に?」

犬ちゃんは、ややむっとして、咥えていたタバコを灰皿に投げ込みました。

「だって、あなたは、ちゃんと取材できないしょ?」

「え?」

「だからさあ、今回の件もね。話ができている宿に行って写真撮ったり、コメント貰ったりすればいいと思ってんでしょ?」

「え?だて。そういう話でしたし」

犬ちゃんは。無表情で早口になり。

「観光地の宿に行って。”雑誌に載せたいので取材させてください”って言って。じゃんじゃん写真撮って、最後に、一枠4000円でそうですか?っていうのよ。7割りは乗るねえ」

「ええ!それ、オリが言うんですか?だって取材って言って、あとから広告って詐欺でないんすか?」

「いいのよ。アンタは最初に挨拶して、あと、これ」

カメラ

「ミノルタ使えるでしょ?」

「はあ」

「ま、あんたの、誠実そうな感じでいけば、最後はアタシが広告もらったげるから」

「もらえなかったら?」

「はは、歩合だからもらえなかったらなしよ!聞いてるでしょ?」

聞いてなかったのです。


ひとりで運転をしているぼくに、犬ちゃんは、いろいろ話しました。

「あんた、典型的に、首になるタイプだわねえ」

「え?ぼく、いつだって言われるままに従ってるんですけど」

「いつだって、他人をバカにしてるように見ていて喋るからね」

そうなのだろうか?

「駄目なんだとおもうよ。あんた」

「え?」

「田舎だから、もうね、有能な編集記者ってすぐ伝わるのよねえ。逆に駄目なやつってすぐに伝わる」

「オレすか?」

「あんた、いつも、一歩引いて、本人が嫌なこと聞かないでしょ?誰かが聞くのを待って、それを記事にするじゃない?そういうのって広まるからね」

なんとかミノルタのカメラでの撮影はしたけれど。

ぼくは彼が嫌いでしょうがなかったので、話もできるだけしなかった。

ビジネスホテルをでた朝。

カメラマンコートを着た男が、犬ちゃんの隣にいた。

「電話でさあ、あんたはもういらないって。かわりにプロカメラマンの人がきたから。あんたのお金の問題は、あっちと話して」

犬ちゃんは。嬉しそうでもなければ、残念そうでもなかった。

「あんたさあ、東京いったら?」

「なんで_?」

「もうこの地域では、あんたは駄目って評判だからね。ここらにいてもしょうがない」

「誰が駄目って決めたんだよ!あんただって駄目なんだろ?」

思わず声を大きくして。カメラマンは嫌そうに場所を移した。

「頑張って、頑張って、暮らすために。やって。アタシの今だよ。いいのか?アンタ、それでいいわけないだろ?」

「・・・・・・・・・・・・・」

「ただ、オレは、とてもいい記事を、いつかは書く為にこうしてるんだ」

「ぼくにはできないというのですか?」

「ははは、できないよ。アタシがこんなに頑張ってもなお。たまにしかいい記事を書けないのに。オマエみたいな才能のない人は。なんの記事も書けないだろう」

正しかったのだろうなあ。

あのとき、ぼくは。二人が乗った車を黙って見送りながら。

そーいやー。オリは無職だったなと確認して。

だけれども。だけれども。

取材して記事かけるのではないか?と自問。

うん、駄目ですた。

もう、いいの。

でも犬ちゃんは。許さん。

いつか会ったら。

敬礼すんの。
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2012-05-30 (Wed)
はは。らこでし。

今では虫は激しくきらいなのです。

足が多いからかな。

カマドウマだって二本足ならかわいかったかもしれない。けれども子供のころは虫が大好きであった。

田舎なのだけれど。なかなかカブトムシはいなくて。

もっぱら家に入って来る虫で我慢していたのす。

大物は、シロスジカミキリ。尾まで長い触覚がかっこいいのであるます。

でも、そうそう格好のよい虫は来ないもので。

ぴかぴかしてるけど丸くて。

コガネムシだったりすんのね。

ま、このへんまでは虫かごに入れてスイカあげたりしてたんだけど。

やや、地味なコガネムシがけっこうくるのね。

調べたら。

ハナムグリ。

当時は、虫博士として名が知れておったので。

昆虫お電話りんりん、に聞く権利があったの。

「それは、コガネムシの亜流のハナムグリですねえ」

「え?偽者なんですか?んじゃ殺したほうがいいですか?」

「それは、殺すと。鼻がむぐりますよ」

「はあ」

ということもあって、取って暗闇に投げたのですが。

にせものなんだお!

なのに、どうどうと。

コガネムシ風に網戸によってくんのである。

その後はハナムグリに騙されないように過ごしてきたのですが。

やや、明るい色のコガネムシが網戸にいるではありませんか!

もしかしたらお金持ちかもしれないでしょう?

捕獲して調べて。

お電話りんりん、しました。

「それは、ハナムグリの亜流でドーガネブイブイとゆいます」

「は?ブイブイ?」

「コガネムシのなかまではありますね」

「んじゃ殺したほうがいいですか?」

「殺すとブイブイ言いますよ」

黙って逃がしました。

時はたち。

アタシは猫より手足が多い生き物は激しく嫌うようになっていました。

だから。とても貴重な虫が来ていても気づかないか追っ払っていたのでしょうね。


今、グラスの氷がカランと溶けて。

あれから随分と時は経ったのだなあと思うわけです。

昔の虫を懐かしむより。当時のアタシが虫に与えていた格付けからいったら、アタシはどうなのか。

さすがに一度も見た事もないミヤマクワガタではなく。

カブトムシやカミキリムシのレベルでもないでしょう。

ごみムシ?それは人が決めたゴミを食べるだけであって下等ではありません。

スカラベだって、他生物の排泄物を食することはよくあり、電灯的なムシです。

そうなるとアタシの立ち居地は。

妙な偽者。

ドーガネブイブイに他なりません。

だって、みなさん知らなかったでしょ?ブイブイ。

知られていないのに。偽者に擬態するっていうコスイぶぶんが。

自分に合っているのです。


絵はあるかたの本に描いたモノです。著作権は彼のものだけど。

三日間くらいは、みのかさごしてくれるかな。

本には色が載らなかったので載せてみたん。
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2012-04-05 (Thu)


アタシは。人とは仲良くしないのだけれど。

近所の人と。仕方なく話をした時は、やけに、へりくだって話をする。

そのせいか。近所の老人と表面的にはなかよくなったりしたのです。福島の時代は。

昔ながらの農地というか。高級住宅街の一角に不自然にある畑に通うジイサンもそうでした。

店にたまに来ていたので顔見知りでもあって。挨拶はしていたのです。

「白菜ばあ、持ってげっちゃあ」

と言って、ポリ袋に白菜を入れてもらったりもしたのです。

ジイサン・・・鳶井さんの言葉はけっこう訛っており聞き取れないことも多かったのですね。

単なる、東北訛りではなくて。維新のときに九州や山口の人が多く移住してきたからどすえ。


「おれは、もえんのっしゃあ、しかだねの」

はあ、はあ、と聞くしかありません。よくわかりませんが聞き返すのもなんなので。

「こご!こご、から火がでんだす」

鳶井さんは自分の左手の親指の付け根を見せます。

「ここから火がでんのっしゃあ」

え?

「えと、もえるって火が燃えるってことですが?」

「んだばい」

「で、手から火が出るのですか?」

「そう言ってっぱい!」とやや怒るわけでして。

どうも。鳶井さんがみせてくれた、手のひらの下の方にある。小さな血豆のようなものから。火が出ると言っているようなのです。

「ぼうっと火が出んのっしゃ!焼酎飲むとな、ぼうっと火が出んのっしゃ」

「お酒に煙草の火がついたんじゃないですか?」

「オレは煙草はのまね!」

「でも家族のかたも見たのですか?」

「オレは家族はいね!焼酎ば、呑めば、呑むほど、ぼおおっと火が大きくでるのっしゃ!」

「はああ」

「いつか、オレから火が出て、このあたりは大火事になるけん。覚悟しんしゃいよ」

「・・・・」





アタシはそれから福島市に通勤するようになって。朝は早く、夜は深夜になったので。鳶井さんには会うことはありませんでしたが。一度だけ車の前に、ほうれん草が、置かれていたことがありました。


その日。家に着いたのは夜中1:30。近所はどこもしんとしていました。

風呂に入ってから、ウイスキをを呑もうとすると。外がうるさいのです。


なんかを投げたり、細い木材を膝で折ったり、という。人の声はしないのですが、やけに騒々しいのです。

ベランダに出ると。

視界のほとんどは。オレンジ色の炎と煙だったのです。

道路を挟んで、向かいの奥あたりが燃えているのでしょうが。見えません。

数件隣の一番高層である6階建てのマンションに並んで。屋上を越えるほどに炎があがっており。

べき、ばき、ばき、と。木材が折れる音が響いていました。

けれど静かなのです。人の声は聞こえませんし、誰も家からは出てきません。

深夜。皆が眠っているなかで、孤独に静かに、それは燃えていきました。

炎は、隣接するガソリンスタンドの看板にも迫っていきましたが。

どうだって、いいや、と。ベランダで新しい煙草に火をつけたのでした。

お話はこれで。おわりです。

燃えた家が鳶井さんの家かどうかはわかりませんでしたし。

他の家は燃えなかったので。報道はされなかったのです。

話の筋からいって。アタシの左手の下部に。謎の血豆があるか?っていうとないわけでして。

「オレはもえんのっしゃあ。オレの野菜を食った奴もみんな、もえんのっしゃあ」

そういっていたのですが。

じっと手を見ても。

火は出ません。まだ。


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2011-12-05 (Mon)


前にもちょっと書いたけど。もう時効なので詳しく書くか。

頼子は家のアパートの二階の一室におり。

入居した当初の子供は、小学生の姉と弟だった。

父親はおらず。母親が、それなりの教育出版で働いていた。契約かもしれないけど。

月日はたって。

「家賃が滞っているんだよね」と母が言う。

オレは、当時、となりの県に住んでいたから詳しい事はわからず。

「不動産屋に立ち退いてくれっていいなよ」といったのだが。

数年後。実家にオレが帰ったときには。二年家賃を溜めて。子供もいなくて一人で住んでいた。

「んじゃあ、保証人の会社に請求すればいいじゃない」と契約書を見たらば。

最初の二年の契約書しかない。

なんで?更新しないと意味がないじゃん?

「いままでこういうことはなかったから」

よく話を聞いたらば。

頼子の子供はいつのまにか家から出て。彼女が一人で住んでいると。

そんで、お勤めは以前の会社ではなくて。

「ぼったくりバーの客引き」をしていると。

しえー!それって職業ぢゃないでしょ!みたいなかんじ。

くわしく聞けば。

夕方に出て行って。朝方に帰る。その後飲酒。寝る。起きたら仕事。仕事中も街角で立って呑む。

吐血したのか、下血したのか。ドアの前に血があって。母が強制開錠して。血の海の中の頼子を発見。救急車ということが二回あったようだ。

本人曰く。客引きの会社では。毎月相当な金額を天引きされている。その分はもう一千万円を超えているので、やめればいつでももらえる。それで清算する。

オレが会った時はそういったけど。これって。もう何も言えないでしょ?

けど、こういうことを周囲に言ってるらしく。

北海道の実家から手紙がうちにきた。

もう、手紙ってより。密書か?つうくらいの筒状なの。

内用は、表現できない。ほぼ意味不明だから。なんとか読み取ってみると。

「娘が世話になったありがと。で、娘の貯めた1000万円が「ぼったくりバー」の人が持ってるようだけど。それ、取って来て送ってくれよ。お礼に1000円あげるから」

絶句したお。

本人が依頼したのか。「ぼったくりバー」の社長というひとからけっこう電話があったらしく。

無論、893関係にきまってるのだけれど。

「一応、うちではちゃんと給料出して、先に家賃払うようにはいってるのですけどね。どうも飲んじゃうようですねえ。次回は厳しくいいますから」

そもそも「ぼったくりバー」ってのは違法であって。かかわってはいけない。

次に電話がきたときはオレにかわってもらった。

「ええと、頼子さんの保証する意思はないんですよね?」

「ああ、もちろん他人だしね」

「では、もう家に電話や連絡はしないでください。そちらになにか請求することはないですから」

「ああ、ものわかりいいですね。じゃあそうします」

当時、頼子はむちゃくっちゃだった。なんとか体力がある時は仕事にいっていたけれど。

ずっと往来で立っているのだ。(みたことないから裏通りだとおもうけど)

けっこうな回数で。目が開かないくらいに腫れて黒ずんでいた。

ぼったくりバーに騙されて損した男が殴った、とも行っていたが。雇い主が頻繁にやっているのかもしれず。

例の北海道の母親が突然家にきて。泊めてくれといったようだけど。母は断ったらしい。なんとか、孫の家にいったらしく。このバアサンの目的は、無論、娘がいうところの一千万円の貯金だ。


頼子はまた救急車で運ばれたのだが。全ての病院で。支払いができないといって拒否されて。

O病院だけが。2泊限定で受け入れてくれた。むろん2泊ですむものではないし。

オレが車を出して、母と一緒に迎えにいった。

それからは三食。母が作って持っていくという状態。

だってアパート内で死人がでるのはまずいからという理由だけど。昔のひとだから関係ないのかもね。


数日後。市の人と民生委員がきて、確認後の手配。これがないと、金持ってない人は医療を受けられないからね。

生活保護が決定。オリの家のアパートは保護価格より高かったので引越し。

ただし、引越しまではやや期間が開いて。

頼子が強制入院されているTF病院へ、御菓子とかを持って母とたずねた。

頼子は、なんだか呆けたように口を開いたまま。「ああ」「ええ」とだけ言っており。

「みんなのサロン」と看板が掲げられている。病院のしょぼい食堂のような場所には。

「わたしは絶対おさけをのみません!」

「二度とお酒をのまないことをちかいます!」

そんな貼り紙がびっしりと書いてあって。

本当のところ。数日前に。妻が精神科にオリのけんでいったさいに。「アル中だから、TF病院に入院させたほうがいい」といわれていたこと思い出して。

なんだか冷や汗がでた。

ところが、この病院は、入院してしばらく経つと。二泊三日の外泊を薦める。

そんなわけで頼子はいったん帰ってきて挨拶にもきた。

翌日。

電話も通じないので。部屋を開けると。

酒や焼酎の瓶が散乱したなかに。本人は意識不明。

その後、引越しも役所の人なのかいつのまにか終わっており。

役所の方によれば。

生活保護で可能な借家に引越しをしうたけれども。今も入院中。
医療費も生活保護でなんとかなるけれども。
半年くらいですね。と。

「え?何が半年なんすか?」

「詳しくは言えませんが。もう数ヶ月で死ぬそうです」


この女は。なんか悪かったのかな、と。


そんなに悪くはなかったような。うん、迷惑ではあったけど。

生まれてから、死ぬまで。

他人が非難するほどではないような気がして。












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