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2012-11-21 (Wed)



こたつが嬉しい季節どすねえ。

あんまり最近はこたつないのでしょうか。

石油ファンヒーターと一緒ではかえって暑いのでしょうね。

ほりごたつ、だったわけです。

これは面倒なようだけど。夏のうちは存在しないようでいて。

時期になると畳を数枚外して、こたつを設置するという無い砂システムなんすね。

寒い時期に家に帰ると。こたつができていたりすると。

「ああ、もうたまんないの!」という気分になるんだよねえ。


でも、こたつに、潜ると死ぬのです。

厳しききはいわれていたのだれけど。

ネコは入っても平気じゃない?だから、ほんとうは平気なのかと。

当時のこたつは練炭を火鉢にいれたもので、温度調節は、火鉢の給風口の開け閉めでおこなっていたわけえです。

青いソノシートと、黄色いソノシートを通して、練炭のオレンジの炎を見ると。

あの世が見えると、少年画報に書いてありました。

でもうちは蓄音機もありませんでしたし、なによりソノシートが付属している子供本ってすくないので試してみる機会もなかったのですが。

少年エスパーの漫画についていたソノシートは黄色いのです。

順ちゃん買った、冒険王のソノシートは、いつもは赤いのに青だといいます。

やるしかありませんよね。

昼ごはんが、おはって、母親が片付け物をしているときに。

ふたりで、こたつに潜りました。死なないためには三分いないです。

青と黄のソノシートをかざして、練炭の炎をみつめると。

ぱああっと金色の光がぼくたちを包み、光の奥から影だけの男が足早に歩いてきます。


「やめないと、おこられるぞ」

次の瞬間、こたつ布団は四方を一度にまくりあけられ。

大人なたちは、燃えて飛び散ったセルロイドを大騒ぎして回収していました。

左目の横に、くっついて取れなかったセルロイドは、もうありませんが。ケロイド傷として残っており、こんな寒い日は、ふと思いだしたりするのです。

光の中からきたのは誰だったか?

それは。

壮大でもないけれども。一人の男の歴史の中で明らかになるのです。

うん。

これは序章ですね。



ききき!
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2012-09-16 (Sun)


まあ、アタシの場合は、何もしてない日のほうが多い。

今日も夕方にスーパーに買い物にいっただけだ。

だからといって書かないと、読んでる人は少ないからいいんだけど。

自分が何しあかわれちまうからねえ。

こどものことから。

集会とかはきらいだったようですね。


$らこブロ


んじゃ。
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2012-08-11 (Sat)


こんにちは。

アゼルバイちゃんですう!嘘だけど。

なんかプロ野球観てるとさあ。

みんな、首飾りしてるぢゃない?

いや、中南米とかの選手が金の首飾りしてんのは、なんか宗教的なものらしいけど。

日本の選手も多くは、なんかビニルパイプみたいな首飾りしてるでしょ?

なんだべ?と。

普段の暮らしで、自然石のブレスレットとかしているのは、お守り的な意味もあるのでわかるけど。

投げたり打ったりしているときに、首飾りしてんの。

みんな同じ、チタンかなんかの首飾りのようですね。

競技を極めた人が、いざ勝負!ってときに。

そういうお守りみたいなの持つのかな。武士のくせに。あ、武士ぢゃないか。はは。

でもオヂサンでも、たしか。エレキバンとか。

磁石を貼ると肩こりがよっくなる!っていってたよね。

最近、発見された事実なのだろうか?

ちがう

きゅんきゅうんと思考。

ばあちゃんの腕輪!

銀色で、蛇腹式に伸びるようになってんの。

砂鉄や、小さな釘がくっつくのよね。

「これなあに」

「この腕輪してっと病気になんねのっしゃ」

「でも、ばあちゃんは病気だし、また入院するんでしょ?」

「んだげど、この腕輪が毒ば吸ってくれっから、すぐになおのっしゃ」

「じゃあ、ぼくにもちょうだい」

「・・・んだら、ばあちゃん死んだらあげっから」

「ばあちゃん、いつ死ぬの?」

「・・・んだなあ、この腕輪あっから、随分先だどお」


ばあちゃんは。

間もなく死にました。

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2012-07-07 (Sat)


入ってはいけないと言われていたのに。遊びに夢中で。

見た事もないような芝生の区域にはいってしまうのでした。

一度入ってしまうと、罪悪感もなく、ごろごろ転がったりして芝生の柔らかさを感じていたんです。

「しげゆきー!」

大きな怒鳴り声がしてはっと気づくと。僕以外はみんな逃げていました。

「こっちさこ!このガキがあ!」と真っ赤な顔で怒る老人を無視はできませんでしたから。

ずおずおと。頭を垂れて近づいていったのです。

「すわれ!このわらす!」とモダンな丸テーブルと白い気の椅子がある場所をシュタッと指差すのです。

「何歳さなったげ?しげゆき?」


え?ぼく、しげゆきじゃないもん


「なんだ?おどごなら、もっとデカイ声でゆえ!」

「は、八歳ですう」

「んだが。んで、おめ、喘息でここにいんだべ?」

「は、はい」

「おめ、あかんぼんときゃ丈夫だったのに。好き嫌いあっぺ!?」

「はい」

「何が嫌いなのっしゃ!」

「ね、ねぎ・・」

「・・・」

「おのでらさーん!おのでらさーん!」

爺さんはやけに澄んだ声で誰かを呼ぶのでした。

小太りで眉毛が太い小野寺さんらしき女性は。耳を近づけて爺さんの小声を聞いてうなづいてから、また奥へと戻りました。

「せづねな、せづねけど、これ喰えばなおっから、元気になっから」

「え?」

小野寺さんが。お皿を持ってきまして。

まるごとの長葱の先に。すこしだけ味噌がついているのです。

「け!」

「は?」

「け!け!」


「こればくえばなおっから、け!」

僕はなにもいえずに。しくしくと泣き出しました。

「なんね!しげゆき!おま、おとこのくせに泣きよるとか?そげん弱いワラシだったんか!そこにひとがおるんよね!」

と凄く起こりだしたらば。

小野寺さんがすばやくよってきて。
 
「アシハラさん、おくすりのじかんですよ」

にこやかに言いながら同時に僕を憎悪の表情でにらみつつ。

「こっちにはいっちゃ駄目だっていわれてるでしょ!」と素早い舌の回転で言ったのです。


そこは。病棟のなかでも。いわゆる老人ホームのようなところで。

今よりはかなり出入りが自由な状況でした。

もちろん、その後は侵入したりはしませんでしたが。

小児病棟は隣接しているので近寄ってはしまうわけです。



うっそうと繁った木立のなかに。

わずかに木漏れ日が届いて、乾いた砂地があって。

僕は。いつも一人でそこにしゃがんで。

木の枝で。うさぎの絵を描いていました。

なぜかって。みつかると。いつだって鼻血が出るまで殴られるからですね。

だから、後の茂みが音を出した時は驚いたんのです。

「しげゆきー!」

声がでませんでした。

「おめは、まだこんなどこさいで!こっちさこ!」

真剣な表情のアシハラさんを見ると。抗うことはいけないような気がしたのです。

例の丸テーブルにすわって。

「何歳さなったげ?しげゆき?」

いや、ぼく、しげゆきじゃないもん・・・

「なんだ?おどごなら、もっとデカイ声でゆえ!」

「は、八歳ですう」

「おめ。こないだも八歳でねがったが?」

「はいー」

だってそうなんだもん。

「しげゆき!おめ、好き嫌いあっぺ?」

「はい」

「何が嫌いなんだかゆってみ?それば喰ったら喘息ばなおっとがや!」

勝ったと思いました。

「ハムが嫌いなんです。滅多にでませんけどハムはしねばいいのに!」

「んだか。おのでらさーん!」

当時、赤いハムすら月に一回くらいで。一人10円を集めて5枚入りのプレスハムを一枚食べるのが楽しみでした。だから。ハムは欲しかったのでス。

小野寺さんが持って来たお皿には。

ナマの玉葱の輪切りが入っていました。

「今日はハムはないけん!けんどネギのようが栄養あるけん!け!」

暗転


小野寺さんは僕を小児病棟に届ける時に、いやになるほどクドクドと文句をいったのですが。気になったので恐々訊きました。

「しげゆきって。孫の人ですか?」

小野寺さんは、なんか少し息を吐いてから。

「息子さんだよ。もう大人で秋田で料理人してる」


僕は例の。うさぎ絵の砂場にはいかなくなっていました。
もっともっと小さな子が、しゃがんで砂に絵を描いていることも多く。

いつのまにか正面玄関の岩に座って。ファンタをのむようになっていました。

「しげゆきー!」

黒塗りの大型タクシーの中から。アシハラさんが手を振っていました。

ぼく、しげゆきぢゃないんだけどなあ

「オレは、先に退院すっからよ!ところで、しげゆき、何歳になったげ?」

「九歳でえす」

「おお。去年までは八歳だったのにのう」

「はは」

「おめ、好き嫌いあんだべ!」

僕はなにもいえませんでした。

だって。車の中にネギを用意してるかもしれないのです。

「んめな」と煙をふきだしながら。ポケットから僕にしわしわの紙をよこしたのです。

「いんだ、ネギ食えなくてもいいだ。ハム買え!ハム買えっちゃ!」

少し湿っていたので。土煙もなく走りだしたタクシーを。

涙を流しながら箸って追いかけたり!ってことはまったくなく。

貰った百円札ををもって走ってハム買いにいきました。

ああ、長かったですねえ。



ま、最後にまとめても無駄だけど。
今回の記事は。

「ハムは大事」



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2012-03-10 (Sat)


かなり昔の話ですが。

電車通りの一角に。

「ロッテルダム」という喫茶店かなんかがありまして。

ぼくはむろん、入った事はありませんでした。昼間はいつも閉まってますからね。

そこの前にいつだって、しろねこ、がいて。きっと飼われているのでしょうか。

「うに?」

とかならずゆうのです。

もちろん、当時も今も。ぼくは、うに、ではないので一切無視していましたが。

いつだって、ねこは。

「うに?」とゆうのです。

転勤した福島から帰ってきたとき。

その地区は綺麗に整理されてスーパーになっており。ロッテルダムもなくなっていました。

いつか。

スーパーに買いに行くと。しろねこが路地から出てきまして。

やや、左目に傷を負っていたのですが。

ロッテルダムのしろねこだな、と思ったのです。

しろねこは。しばらくぼくを見て。

「うに」と断定しました。疑問形じゃなかったのです。

そうだったかもしれない。

ぼくは。本当は。うにだったのだろう。

はらはらと涙を流して前を見ると、もうしろねこはいませんでした。

ま、それから、自分は、うに、なんだろうな、と思っているのですが。

あ、全部嘘だけどね。はは。
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