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2012-05-04 (Fri)


たばこがなくなりそうで。つか、今日は間に合うのですが。

大震災!とかで。すえなくなるといやなので。いつもプラス1箱を目標としていおり。

豪雨のなか、歩いてコンビニへゆきました。こういう雨の場合は。

下手に車で行くと、乗り降りをする間に、ずぶ濡れになってしまいますからね。

コンビニの入り口に。小さな柴犬が繫がれていました。

ずぶ濡れではないので車で連れてこられたのでしょうか。

目が合うと。犬は。

急に、人の表情を見せました。

「たりないよ」

「!」

「え?なにが?」


「ほねえこんぶ」

「え?」


買い物を終えた中年の女性がリードを外して犬を連れ出します。

「またせちゃったねえ、ピーコちゃん」

本来は、インコみたいな名前に突っ込むところですが。

アタシは犬に言われた言葉が気にかかって店先で立ったままでした。

女性は犬をだっこして。傘をさして車に向かいます。

犬はちらっとアタシを振り返って。

「あ、あと」と鳴きました。

「え?」

「すわろてる」

ワックスのきいたマツダのデミオに載せられた犬は、闇に消えてゆきましたが、リアウインドーから光る目でアタシを見つめていたのです。

どうすればいいのでしょうか。

コンビニに入ろうとしたときに。

不思議な課題を貰ってしまったのです。しかもふたつ。

☆ほねえこんぶ

☆すわろてる

呆然としているアタシの手から。生暖かく強い風邪がビニール傘を奪い去り。

一気に大量の雨を顔に浴びたのです。

暗い空から落ちてくる水流は。コンビニの明かりに、かすかに照らされて。

アタシのまわりを。くるくると。くるくると。まはるのです。

くるくるくるくる。

たしかに。以前に。その言葉を聞いた場面にもどっていました。

岩手県の雫石のスキー場です。

高校の合宿で安ホテルに泊まっていたのですが。クリスマスでもあって。

隣の山小屋で合宿をしている大学スキー部から、クリスマス会しましょ!と誘われたのです。

当時はスキー界でも有名な強い大学でしたが。

バスクリンみたいな名前の大学とだけいっておきましょう。

無論、スキー界も体育会ですから、上下関係は厳しいわけで緊張もしたのですが。

彼らは、とてもフレンドリーに迎えてくれて、パーティ費用もすべて奢り。用意してくれたご馳走やお酒をどんどん振舞ってくれたのです。

当然、スキー談義になるわけですが。技術論もさることながら、やはり用具の話になるわけですね。スキーの用具ってのはブランド扱いですから。



ここで。ややは話は外れますが。当時もスキー用品は高価でしたが。まず靴だけいいの買って、板は履き替える、という風潮でした。だから初心者は一万円くらいの板でいいのです。

でも、スキー場に出ると、靴は目立たず板が目立つわけですから。どうしてもブランドものの板が欲しくなるわけですね。ブランドといっても。あくまで競技ですから。競技専用の高級モデルが欲しいわけです。

アタシは悩みました。だって買ってもらうわけですから予算に限度があります。

「このロシグノレっていいんすか?」とショップで聞いた時は。

「ええ、フランス製で世界的に有名ですからね。ロシニョールですけど」

高くて買えませんでした。

クナイスル・・・後にはジャンプ競技とかで有名かな

エラン・・・ステン丸くで有名。ジャンプ競技もかな。当時は人気ない。

ダイナスター・・・デザインがいいけど高価。





アタシはヤマハの初心者用で。オールランド1という板でした。当然軽く見られるわけでして。
レーシングキャンプとかでも「そこのオールラウンド!」とか板の名前で呼ばれるのです。

アタシは是非ともカッコイイ板を買いたいと思っていました。

その大学スキー部の中に。外国人留学生がいまして。スイス。もう本場なのです。
キラニーと呼ばれていた小柄な女性ですが本名はわかりません。隣だったので。
苦労して話ました。(英語)

「どのスキーメーカーの板がいいのですか?」

「へおうるなあ」

「え?」

「へあいおうのう」

聞き取れません。

「どこがいいのですか?」

彼女は、茶色い髪をすこしだけ揺らして。思いついたようにいいました。

「ほねえこんぶ!」

「え?」

「すわろてる!」


唇から勢い良く水が滴り、全身が雨に濡れて重い状態で。傘がコンビニのゴミ箱前に転がっているのに気づきました。

セブンスタふたつを買って。今あった出来事について考えながら、家に帰ったのですが。

ずぶ濡れのアタシを見て。妻は別に表情をかえることもなく。

「あ、頼んだの買って来てくれた?」

「え!頼んだのって?!」





「ほねえこんぶ!」



ということはなかったのでありまして。

「牛乳!」

「あ、それなら買って来たよ」

と差し出したパックを見て、妻は渋い表情をするわけなのです。

「これって牛乳じゃないから!」

え?だって!

アタシはちゃんと。

「かなしい牛乳」というパックを買ってきたのであるます。

「これは成分調整してあって、牛乳の部類にははいらないのよ!」

「・・・・・・・・・・・・」


「まったくたりないんだから・・・」


「え!?なにが?」

「ほね・・・」

雨音が大きくなって聞き取れませんでした。

アタシに足りない物はなんでしょうか?

※ただし「甲斐性」とか心に堪えるご意見はご遠慮ください。
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2012-01-11 (Wed)


人生は必ず壁に出会うものだといいます。

オレが初めて出あったのは16のころでした。

登っていくリフトから、その斜面を眺めたオレは。ビビリました。

ちよっと、これ!降りられないよ!と思いました。

鳴子の壁と言われる。宮城県鳴子スキー場、第一リフトコースです。

最大斜度38度といいます。三角定規から考えると楽勝な感じですが。

途中で立ち往生している人は。肩が斜面に着きそうでした。

ブルーのスキーウェアを着たその人は。よろよろと滑り。

あっさりと転び。落下していきました。

スキー合宿は、この上の第二リフトコースで行われました。

ここは、斜度はきついのですが何とか滑ることができます。

けれど、コブが大きく、危険で、つまらないコースだからでしょうか。

家族連れ、子供がいません。ピンクのスキーウェアのギャルもいません。

夕方。

「じゃあ、降りるか」と、部長の角川が言います。

オレも同級の二年ですが。下級生を含めて唯一の初心者シーズンです。
なんでかつと。一年の初めの合宿で両脚を折って翌夏まで入院していたので。
またしても初心者デビューとなったのです。

「らこはどうすんの?」

「え?なにが?」

「オマエもオレタチと一緒に壁降りんの?」

「いやあ、今日はやめとくは」

壁とかってのは。チャレンジのコースだから。普通は第四リフトとか一番上に設計されています。

第一リフトが壁ってことは迂回コースがあるにきまってるのですね。

「べつなコースもあんでしょ?」

「あるけど。。。」と角川は顔を曇らせ。

「Bコースっすよ」と後輩の石田。

「じゃあ、そっちでいこうよ」とオリは言ったのですが。

「Bコースって、すり鉢とかナイアガラとか、40度超えるとこ多いっすよ。それに国体コースだから普段誰も滑らないし」

「・・・他はないのか?」

「ないっす」

「・・・・・・・」

「あ、ひとつだけ方法があるよ」と同期の桜井。

なんだか皆が薄ら笑いを浮かべる。

「リフトで降りる」

なるほど!夏場の観光リフトなどは下りも人を乗せるけれど。冬場のリフトは降り場の形状が危険なので下りには絶対に乗せないのだが。ここはOKなのか。

「リフトのおじさんに言えばOKだけど・・・必ず言われるんだ」

「何て?」

「降りられねえなら、登ってくんすなっ!」


全員が声を揃えた。


これは。スキーをしている者として。言われたら死ぬ間際に悔やむレベルなのす。

「それはそのオジサンだけで、言わない人も居るんじゃないの?」

「なんかスキー場の方針として必ず言うみたいだよ。だからオレ達、去年は死ぬ気でおりたもん」※個人の感想です。

「どうすんだよ、らこ!もう暗くなるしよ!どっちにすんだよ!」

どうしたのかは。忘れてしまった。


尚、今は近代的になってるようですね。ここ。
でもスキーより。温泉街がいいのですね。
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